今年の学会でも恩師と研究生(学生)が研究発表しました  1年間の実験の積み重ねと考察・発表の練習の成果です お題は 『透熱灸は皮膚の痛覚刺激か?』 “お灸の熱さは中まで伝わって温めているのか”という内容です
かんたんに書きますね たとえば〜
あなたのこっている肩にちょっとだけ熱めのお灸をするとします お灸の熱さはあたかも肩の奥の方まで浸透していくように感じる そしてコリもやわらいでいく でもそのお灸の熱は本当に肩の深部まで伝わっているのか?
そこでお灸をしたときの皮膚の温度測定をします 特殊な精密計測器を使って皮膚表面と皮膚の下1ミリと3ミリの温度を測定します いくつかの実験の結果、皮膚表面のお灸の燃焼温度は100℃を超えました でも皮膚の下3ミリのところでは約37℃で たいして体温と変わらないことが分かりました
ちょっとぐらい熱いお灸でさえも その熱さは深部にはほとんど 伝わっていないことが分かったのです ではなぜそれでもお灸は効くのか?
お灸の熱さが皮膚表面の痛覚神経に伝わることで 神経反射が起こっていることが考えられますね その反射の結果、肩の筋肉や皮下組織の状態を良くして痛みを とっていると言えるでしょう
お灸は中を温めてコリをほぐしているというわけではないようです だから肩こりのお灸はちょっとチカッとするくらいで充分ですね 奥まで熱さが入っていって効きそうだからってヤケドするほど 大きなお灸をする必要はナイということですね ヨカッタよっ (ちなみにコリや痛みではなく、内臓を元気にするお腹のお灸は もっとソフトでも効果があります)
はりやお灸やローラーがなぜ効くのか・・・ こういう実験の積み重ねによって立証されていくのはスバラシイ  テーマ:健康で過ごすために - ジャンル:ヘルス・ダイエット
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